悪性リンパ腫
悪性リンパ腫とは、リンパ組織にできる癌の総称で、リンパ組織には、リンパ節、リンパ管、扁桃、胸腺、脾臓などがあります。リンパ節は全身に点在し、リンパ節にリンパ腫が発生し、症状を引き起こします。リンパ節は抗体を生成し、免疫作用の重要な働きを担っているのです。
悪性リンパ腫の症状は、全身の倦怠感、体重減少、発熱などがありますが、最も一般的な症状はリンパ腫大です。呼吸困難を伴うケースもあるようです。甲状腺リンパ腫は、橋本病から発症すると言われています。橋本病と診断されてからリンパ腫大の症状がみられたら、速やかに専門医の診断を受けましょう。
悪性リンパ腫は、悪性度により、低悪性度、中悪性度、高悪性度の3つに分類できます。低悪性度は、年単位でゆっくり進行するタイプで、症状にあまり変化がみられません。中悪性度は、月単位で進行するタイプです。高悪性度は、進行の早いタイプで、週単位で症状に変化が表れます。
悪性リンパ腫の治療は、化学療法と放射線療法、抗体療法、造血幹細胞移植療法などが用いられます。ゆっくり進行するタイプのリンパ腫で、症状がみられなければ、定期的な検査を受けながら経過観察となる場合もあるようです。